日本の暦法について

日本の過去の年月日を記述する際、以下の点に注意する必要がある。

1.日本にはグレゴリオ暦による記述法と和暦による記述法がある。
グレゴリオ暦(太陽暦)とは西暦のことを指す(たとえば2012年1月1日)。
和暦は「平成◯◯年」など、元号とそれに続く年によって表現する記述法。邦暦ともいう(たとえば平成24年1月1日)。
日本の元号一覧
暦法は大きく分けて以下の3種類がある。
太陽暦
太陰太陽暦
太陰暦
現在世界で広く用いられているのは、太陽暦の一つであるグレゴリオ暦である。

2.和暦のはじまり
和暦は飛鳥時代の孝徳天皇によって645年に制定された「大化」がはじまり。
大化は645年7月20日(大化元年6月19日)よりはじまる。
和暦
暦自体はもっと早い時点から百済を経由して「中国の暦」が伝わっていたなど諸説があり、はっきりしていない。

3.旧暦について
上記大化元年のように旧暦と現在の暦では月日にズレが生じる。これは旧暦が太陰太陽暦に基づく暦法だからである。→ 和暦換算「換暦」
日本で使われていた太陰太陽暦は数種類あるが、改暦直前の明治5年12月2日(1872年12月31日)まで使われていたのは天保暦である。その翌日から日本の暦法は現在のグレゴリオ暦に改められ明治6年1月1日=1873年1月1日となった。
旧暦
太陰太陽暦
現在旧暦と呼んでいるものは基本的には天保暦なのだが、実際は改暦前の天保暦とはわずかに異なっている。それは現在の旧暦で使っている時間帯と改暦前の天保暦で使っていた時間帯がずれているためである(詳しくは上記「旧暦」のリンク先参照)。
天保暦

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いま「物語屋」で販売しているマウリッツハイス美術館所蔵作品(複製画)

フェルメール作、真珠の耳飾りの少女の画像
フェルメール《真珠の耳飾りの少女》
マウリッツハイス美術館所蔵

フェルメール作の絵画のなかで日本では最もよく知られている作品。実在の人物を描いた肖像画ではなく、不特定の人物の胸あたりから上を描いたトローニーと呼ばれる作品とされていますが、自分の娘の一人をモデルにしたという説もあります。

漆黒の背景に鮮やかな色彩の衣装、美しい少女の顔、みずみずしい唇、そして輝く真珠の耳飾りというさまざまな要素が絶妙のバランスで描き込まれている魅力的な作品です。

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フェルメール作、デルフトの眺望の画像
フェルメール《デルフトの眺望》
マウリッツハイス美術館所蔵

わずか2点しかないフェルメールの風景画の1点。生涯暮らしたデルフトの港と街の様子を描いたもの。

19世紀半ば頃、人々からその存在を忘れ去られていたフェルメールは、この作品を絶賛した美術評論家の論文によって再評価されるようになります。

またフランスの小説家マルセル・プルーストは、この絵を「世界でもっとも美しい絵」と評し、その代表作『失われた時を求めて』の中にこの絵を登場させています。

生涯を過ごしたデルフトの街に対するフェルメールの愛着を強く感じさせる作品です。

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レンブラント作、テュルプ博士の解剖学講座の画像
レンブラント《テュルプ博士の解剖学講義》
マウリッツハイス美術館所蔵

オランダ絵画の巨匠レンブラントは集団肖像画を得意としましたが、その最初の傑作が本作品。

アムステルダム外科組合主任解剖官ニコラス・テュルプ博士の公開解剖学講義の様子を描いたもの。当時アムステルダムに居を移したばかりだったレンブラントはテュルプ博士ら数人から依頼を受けこの集団肖像画を描き、高まりつつあった名声を不動のものとします。

後の傑作《夜警》にもつながるレンブラントの創意溢れる作品です。

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レンブラント作、スザンナの水浴の画像
レンブラント《スザンナの水浴》
マウリッツハイス美術館所蔵

『旧約聖書続編 ダニエル書補遺 スザンナ』を描いた宗教画。

裁判官という地位にある二人の長老が共謀して美しく貞淑な人妻スザンナを襲うが未遂に終わります。長老たちは自分たちの保身のためにスザンナを死罪にしてしまおうと画策しますが、神の命を受けたダニエルによってスザンナは救われ、長老二人は滅びるという話。

この物語を描いた絵画の多くは、裸体のスザンナと醜い長老二人をセットで描いていますが、レンブラントは裸体のスザンナが不安そうに振り返った姿だけで表現していることが特徴的です。

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ライスダール作、漂白場のあるハールレムの風景の画像
ライスダール《漂白場のあるハールレムの風景》
マウリッツハイス美術館所蔵

ライスダール(ロイスダール)はオランダ絵画黄金期においてもっとも評価された風景画家です。

本作品はライスダールが生まれ育ったオランダ中部の街ハールレムを描いたもの。広い空と美しい雲、地上にはその雲によってできた美しい光と陰のコントラストが描かれています。

遠景には今でもオランダと聞くと思い浮かぶ風車の姿がいくつも描き込まれた美しい作品です。

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